虫頭

Monday, May 29, 2017

オカナガンゼミ(Okanagana bella)Mountain Cicada



Rabbitbrush - Chrysothamnus species
体長:24mm
  • 052617/znp ut/Rabbitbrush(俗名):Asteraceae(キク)科・Chrysothamnus属/81.9F(正午)〜82.9F(午後1時)/日射量973(watts/m2)〜 994
  • ZHHMからZCVCへ下っていく歩道沿いは砂地に近く、Rabbitbrushが群生。本種はその枝先で勢い良く鳴いていて、匍匐前進で近づいても気がつかない様子だった。
  • このポイントで聞こえてきた鳴き声はごくまばらで、午後1時を過ぎると鳴き声が聞こえなくなった。
  • 同日夕方頃に、同じ川を少しくだった宿泊近辺でも鳴き声を確認できたので録音すべく接近を試みたが失敗。先のポイントと異なり落ち葉や枯れ木が多く足音が聞こえたことも一因だが、夕方特有の若干低めの気温と少なめの日射量も関係していると思われる。
  • 同日、スイカの切れ端を与えてみたものの、汁を吸うような行為は確認出来ていない。
  • 052717 クーラーボックスに入れて帰宅した際には、ほとんど動くことなくこの時点では最早寿命がつきたかの様子。
  • 052917 昨日、一昨日とまったく動かなかったのが今日になって突然動き出した。ネットケージに入れてChamise, Greasewood(Adenostoma Fasciculatum)の苗木の枝につかまらせたところ、枝に口器を突き立てている様子が確認できたが、数分もすると落ち着きなく動き回りはじめる動作を繰り返す。代わりに、採取してきたRabbitbrushの枝(少し萎び始めていたけれど)につかまらせたところ、多少の移動こそすれほぼ一箇所にじっとしている状態が数時間継続。Rabbitbrushの苗が近所の園芸センターで販売されていないか、明日中に確認すること。Rabbitbrushが枯れてしまった場合に備えて近所の池の周辺に自生している柳に類似した木の枝を数本採取して水差し待機中。
  • Rabbitbrushの学名はクライソハムナス・ノジオシスと聞こえる。
  • 061617 採集後3週間目の朝。鳴いていたが、午後にはそのままの姿で動くことなく死亡。飼育最長記録達成。パッカリス "Baccharis glutinosa" (一般名称:Water Wally、Sticky BaccharisあるいはSeepwillow)の栽培方法について要検討。
参考URL
http://bugguide.net/node/view/29941/bgimage
https://www.nps.gov/zion/learn/nature/upload/ZionPlants2009.indd.pdf
http://www.highcountrygardens.com/perennial-plants/shrubs/chrysothamnus-nauseosus-yellow-twig

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