ジョウカイモドキ(Collops cribrosus LeConte)Soft-winged Flower Beetle
011516
021416
Order目:Coleoptera甲虫目 (Beetles)
Suborder亜目:Polyphaga多食亜目(Water, Rove, Scarab, Long-horned, Leaf and Snout Beetles)
No Taxon (Series Cucujiformia)
Superfamily上科:Cleroideaカッコウムシ(Bark-gnawing, Checkered and Soft-winged Flower Beetles)
Family科:Melyridaeジョウカイモドキ(Soft-winged Flower Beetles)
Subfamily亜科:Malachiinaeジョウカイモドキ
Tribe族:Malachiini
Subtribe亜族:Apalochrina
Genus属:Collops
Species種:cribrosus (Collops cribrosus)
体長:3.4mm
- 011516. mdr. 正午頃. 砂浜. カミソニア(Beach Primrose)周辺
- 1月半ばで一部のカミソニアはすでに開花している。もしやと思い探したところ、本種が砂浜でじっとしているところを確認出来た。
- 本種のような数ミリ程度の甲虫を撮影するためのSony E-Mount用マクロレンズを購入すること。iPhone + ProScopeMicroMobileによる撮影は、本種のサイズにも適していない。加えて、動き回る虫の撮影も無理。結局、体の一部を傷つけてしまった。
- 本種は肉食らしく、りんごの皮は食べているところを確認できない。次回の採集に備えて日系スーパーで魚肉ソーセージを入手すること。場合によっては鰹節を試すこと。
- 012416. 魚肉ソーセージにしがみついている状況は確認しており、約1週間生きていた。
- 012516. mdr. 正午 カミソニア 気温が高めで風弱 4匹 魚肉ソーセージに反応あり。撮影は魚肉ソーセージにしがみついているところをiPhone + ProScopeMicroMobileで。全体に焦点をあわせることが難しい。
- 同定及び飼育について要リサーチ。おそらくカミソニア栽培が必須となるだろうが、日照条件が課題。
- 021416. mdr. 13:30. 早朝濃霧の影響で湿り気残るカミソニアの下周辺を歩いていた。魚肉ソーセージで飼育開始.
- 021526. ProScopeMicroMobileで撮影するためには、レンズ・フード部分に被せるように撮影する以外に方法がない。しかも歩き回るのが常なので、何度か同じことを試みながら(つぶさないように細心の注意を払いつつ)、少し疲れたようにジッとするタイミングを待つこと。
- カリフォルニア州でこれまでに確認されたジョウカイモドキは以下18種。内陸山間部から海岸沿いまで広範囲に分布しているが、生態について観察された論文・記述については引き続き要リサーチ。本属で内陸山間部に生息する種では魚肉ソーセージというわけにもいかないだろうし、一体何を食べているのだろう。
- Melyridae Collops aulicus claricollis Fall
- Melyridae Collops bipunctatus Say
- Melyridae Collops cribrosus LeConte
- Melyridae Collops crusoe Fall
- Melyridae Collops flavicinctus Fall
- Melyridae Collops histrio Erichson
- Melyridae Collops insulatus LeConte
- Melyridae Collops laticollis Horn
- Melyridae Collops limbellus G&H
- Melyridae Collops marginellus LeConte
- Melyridae Collops marginicollis LeConte
- Melyridae Collops necopinus Fall
- Melyridae Collops parvus Schaeffer
- Melyridae Collops punctulatus LeConte
- Melyridae Collops simplex Marshall
- Melyridae Collops subaeneus
- Melyridae Collops versatilis
- Melyridae Collops vittatus (Say)
- ハーバード大学の本種のタイプ標本はボロボロ。こんなもので同定出来るのだろうか。
- 幼虫も魚肉ソーセージで飼育中。成虫同様に日中砂地を歩きまわる。
- 次回、メスを採集出来た場合に備えて、産卵飼育の環境を準備すること。靴ケースでは隙間から脱走してしまうので、別ケースが必要。まずはカミソニア栽培の検討から。
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