虫頭

Sunday, August 17, 2008

080608 My 1st "MP"

8月6日。アリゾナ旅行。2年目の挑戦にてMP。昨年の同時期に比べて涼しく猛暑といった感じはなかった。月齢も新月で曇っていたり、夕方には雷雨があるなど条件的には理想的ではなかったが、2日間で雄2匹と雌3匹を捕獲。体長は3センチ程度と小さいが、その体型はゾウカブト特有のもの。体色は日本のカブトムシと同じ。写真は雄で、小さな角がある。歩行もカブトムシ特有の少しゆったりした動きで、コガネムシのようなチョコチョコ動き回る感じはない。ケース飼育においても活動はもっぱら夕方から夜と規則正しく、グラントシロカブトのように始終食餌をするということもない。交尾行動についてもグラントシロカブト程ではないが比較的頻繁に見られる。食餌はリンゴやバナナで問題無し。

Sunday, August 10, 2008

+雄1雌2、-雄1


8月9日。3泊4日のアリゾナ旅行から戻ると、雌のケースの餌は全て無くなっていた。虫ゼリーは空となってあちこちでひっくり返り、リンゴは皮だけで散乱。慌ててリンゴ(gala)を入れるといっせいに食餌となり、リンゴを削り取る音が聞こえる。雄のケースの餌には多少リンゴの残骸。新しいリンゴに対する食欲も個体によってばらつきが見られる。雄一匹が死亡(上記写真)。弱っている雄が2匹。雄の場合はけんかをするために特に過密ケースでは長生きしにくいものと思われる。加えて、羽化不全の雄も死亡(写真記録はせず)。新成虫となっていたのは雌2匹と雄一匹。ここ2〜3週間は雌が続いたが久しぶりの雄となった。

Sunday, August 03, 2008

羽化不全生きてます

8月3日(日)。もう1週間にもなるが、羽化不全で歩行機能が弱い雄が生きている。食餌には補助が必要だが食欲はそこそこあって昨日はリンゴ、今日はスイカを与えている。とても他の雄と一緒には出来ないが、こうして育ててみると何かを言いたそうな感じがする。地表に出てきたばかりの時は弱々しそうですぐにも駄目かと思い数日放置したが、ケースのふたを開けるたびに何かを訴えるような仕草をするのでいたたまれなくなり今では机の上に置いて仕事の傍ら見守ることにした。大きな衣装プラケースからは2005年生まれで実に3年かけて成虫となった雌が2匹登場した。それと2006年生まれの雌も一匹。

Friday, August 01, 2008

殺"虫"事件


8月1日(金)。ほぼ毎日3〜4匹が地表に出てきている。朝晩必ずケースをチェックする毎日。最初は雄ばかりが目立ったがその後は雌が多くなってきた。これまでのところ衣装ケースからは成虫が現れるも、PENNのテニスボール特大プラケース(ハンドル付き)からは羽化不全の雄が一匹だけ現れたもののその後はまったく出てこない。おそらく蛹になるにあたってスペース的な問題があると思われる。グラントシロカブトは日本のカブトムシに比較して性格温厚であるが中には攻撃的なものがおり、大きな雄が小さな雄をケースのコーナーに追いつめたあげく首部分を切断してしまう殺虫事件も発生。攻撃的な2匹の雄を別室に隔離した。過密状態はヒステリックな状況を作ってしまうようだ。雌はけんかしても事件となることはないが、時折頭突きをしている状況も見受けられる。餌はリンゴ、メロン、バナナだが、リンゴがショウジョウバエを気にしなくて良いようである。バナナは食べカスの処理が問題。